次世代を担う救急救命士を育てる

救急救命士は病院前救護と医療を担う救急現場のスペシャリストです。救急救命士制度が平成3年に始まり、多くの救急救命士が全国の消防機関で日夜救急業務を行っています。

近年、救急救命士が活躍の場はさらに広がり、警察・自衛隊・海上保安庁をはじめ、病院などの医療機関や、警備会社などの一般企業でも業務を行っています。小学校や中学校などの教育機関、スポーツ大会・イベント行事や大型集客施設において、新たに適切な救護体制の構築が必須とであると考えられ、それらの対策を担う専門家として救急救命士が求められています。

このような時代のニーズに合わせて、活躍できる救急救命士を育成するためには、できるだけより早期に現場体験をさせる教育指導(Early Exposure)が必要不可欠です。

救急医療サークルに入会すると、救急・災害・国際を柱として、それぞれに特化した教育と体験が得られます。他では体験できない医療人としてのあり方の基本を学習でき、次世代を担う指導的立場として大活躍するでしょう。

保健医療学部
救急医療学科 教授  小川 理郎
准教授 鈴木 健介

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